2008年に「六本木~GIROPPON~」で大ブレイクしたコワモテの鼠先輩。
もう10年以上経ってしまって、今や一発屋の中でも大きな一発をかました歌手として有名ですが、そんな鼠先輩の現在が凄いです。

 

鼠先輩の過去(ブレイクから引退まで)

*画像出典:Naverまとめ

1973年、大阪府堺市出身。

3歳で堺から岡山に引っ越したため、実際は岡山県赤磐市出身とされています。

 

最終学歴は高校中退。
中退後は大阪で数年過ごして、プロ歌手を目指しボーカルスクールに通いました。

ブルーハーツなどのコピーバンドを結成するなどしましたが、程なくして解散。

 

1993年、20歳になるころにバンド活動を本格化し、東京へ。

 

インディーズ事務所にも所属するほどの実力はありましたが、メジャーデビューすることなく解散しました。

 

 

 

「六本木~GIROPPON~」で大ブレイク

音楽活動は行っておりましたが、鳴かず飛ばずが続き、アルバイトなど数々の仕事をし続けていた鼠先輩。

 

2008年、35歳になる頃にソロ歌手としてユニバーサルというレーベルから「六本木~GIROPPON~」でデビューすることになりました。

 

この楽曲がコミカルな歌詞や振り付けを採用しながらも、リズムも良くて人気が爆発。

歌謡・演歌チャートで1位を記録し、一気にトップアーティストとして鼠先輩は有名人となりました。

 

ワイドショーなどでもギロッポンの面白さや鼠先輩の人物像などに触れられていたし、とにかく一気に時の人となりました。

 

ちなみに、鼠先輩。
上京したきっかけとなった20歳の時に付き合っていた彼女がいました。
その彼女とはすぐに別れることとなりましたが、「10年後の8月1日昼12時、東京タワーの下で会おう」と約束。
30歳になった鼠先輩は約束通りにその日、一日中待ち続けました。
夕方にようやく彼女は現れ、再会を果たし、また交際を申し込むもフラれてしまいます。

しかし、デビューしたのち、その子と交際をスタート。

現在の奥さんです。

これがまた、いいエピソードですね。

 

そしてこのヒットを皮切りに、同じ2008年には「夜の紙芝居」、「おいた」、「天狗」をリリース。

 

どの楽曲もユーモアがありながらも音楽性が高く、鼠先輩がアーティストとして努力してきたのがわかります。

 

また、2008年の年末には「ベストヒット☆コレクション2008~2008」という、その年だけにリリースされた楽曲が入ったアルバムもリリースしています。

 

 

鼠先輩、人気絶頂で突然の引退

2008年に一気にスターダムにのし上がった鼠先輩は、もともとバンドマンだったこともあり、2009年に「THE SUPER RATS」というバンドを結成しました。

 

ニコニコ動画でTHE SUPER RATSのプロモーションビデオを確認できます。↓

http://www.nicovideo.jp/watch/sm7266480

 

鼠先輩は過去にパンクロックのバンドを組んでいただけあって、ギロッポンのような歌謡曲とは全然違うテイストですね。

 

しかし、結構売れそうないい曲かと思いますが、バンド結成した矢先に6月3日に芸能界の引退を突然発表します。

 

引退の理由は「思ったよりも儲からないから」とのこと。

 

表明通り、2009年12月31日にカウントダウンライブを東京ジョイポリスで行って、引退しました。

 

 

引退の理由

いろんな引退の理由がささやかれていました。

 

鼠先輩はデビューしてから現在は真面目な性格ですが、もともとパンチパーマのヤンキー。

黒い繋がりなどが度々噂されており、その繋がりが原因で引退したのではないか、など。

 

しかし、本人はのちにインタビューで引退の理由をこう語っています。

 

ショクナイ(内職を意味する隠語)をたくさんしていました。」
ショクナイとは、所属している事務所を介さずに仕事を行うこと。
ギャラを事務所と折半する必要もなく、依頼する側も安価で依頼できるメリットがある。

「事務所に黙ってちょっとだけやるタレントとか、ちゃんと報告するタレントもいたけど、俺は普通にバンバンやってた。」

「ショクナイを続けていると、不審がられてきた。(所属事務所の)芸映とは途中から業務提携って形になってきた」

 

 

事務所に黙って人脈を使って案件を自分で持ってきて、安くで仕事をしていた鼠先輩。

 

当然、事務所としてはデビューさせたりタレントの不祥事などのリスクを持ったりしているわけで、不本意。

しかし、芸映は鼠先輩のショクナイを大目に見ていたそうです。

 

芸映は多くの有名タレントを抱えている超大手の芸能事務所ですが、タレント個人への思いやりを感じますね。

 

 

そんなこんなで、フリーランスのタレントとして活動するようになったのが、本当の鼠先輩の引退の理由です。

 

 

 

2010年に芸能界に復帰!

引退から半年もしない2010年5月。

 

KINCHOのCMで再び姿を現した鼠先輩。
事実上の芸能界復帰として世間を騒がせました。

「一発で蚊がいなくなるスプレー。君も一発屋になってみないか」

隣には一発屋の代名詞とも言えるダンディ坂野。

このCMはとても反響があったそうですが、鼠先輩としては芸能界復帰が早すぎて引退していたのを知らない人も多くいました。

 

 

芸能界に復帰した後は、音楽活動を再開させます。

2010年12月には「鼠&.Seiko」で、
2011年10月には「ざ・岡田姉妹 feat.鼠先輩」でCDをリリースしました。

 

 

しかし、芸能界に復帰してからはチャンスには恵まれず、徐々にメディアから姿を消してしまいます。

 

 

ちなみに、GIROPPONでブレイクした時に紅白歌合戦に出演の打診があった鼠先輩。

しかし、過去にAVに出演したと噂されて、紅白出場が白紙になってしまいました。

現在になって分かったのですが、成人向けビデオに出演したのではなく、下積み時代にAVの監督の仕事をしたことがあったそうです。

この事実は鼠先輩本人が認めていますが、出演した訳ではないので紅白歌合戦の出演がなくなったのは残念ですね。

 

 

 

鼠先輩のその後と現在

2008年にデビュー。

2009年に引退。

2010年に芸能界復帰。

 

最高時の月収は1200万円ほどあったとテレビで明かしていた鼠先輩ですが、一気にブレイクしてすぐに引退してしまったせいか、復帰後は大きなチャンスに恵まれていません。

 

 

メディアであまり見なくなったその後も現在まで芸能活動を継続しています。

 

フリーランスとして事務所には所属していないと思われます。

というのも現在、芸映のホームページには所属タレントの欄だけではなく、業務提携タレントの欄にも鼠先輩の名前はありません

 

また、鼠先輩公式ホームページから直接本人に仕事の依頼をすることも可能となっています。

 

企業の忘年会などのパーティ、結婚式、地方祭りのイベントなど、気軽に有名人を呼ぶことができるので、鼠先輩が好きな方は企画してみてはいかがですか?

 

鼠先輩は「芸能界の荒波から離れた片隅で活動し、今日もポッポしながらポッポする」と意気込みをホームページで語っていますが、仕事には非常に真面目だそうです。

盛り上がること間違いなしでしょう。

 

 

鼠先輩の飲食店を開店した情報の真相

鼠先輩は2013年に新宿にて「新宿ネズミーランド」という飲み屋さんを開店しました。

 

これは、いくつかメディアでも取り上げられ、「六本木から新宿に引っ越した」と言われていました。

 

人気もそこそこ高かったそうですが、2016年には閉店しています。

 

閉店は報道されておらず、ネットでは現在も開店しているという情報などありました。

 

 

そして、2017年5月には東京の東村山市に「BAR東村山飲鼠(のみーまうす)」という店をオープンという情報もありました。

 

しかし、こちらのお店は、鼠先輩が直接経営しているのではなく、鼠先輩をマスコットキャラクターとして名前を貸しているような感じだそうです。

お店には鼠先輩もいることがあるらしく、ファンの方は是非、行ってみては!?

運が良ければ鼠先輩に会えるかもしれません。

 

というわけで、経営者になったとのうわさがありますが、飲食店経営は現在はしていないようです。

 

 

ただ、自身の鼠先輩というタレントをマネジメントしているのは事実なので、事業家というのは正しいですね。

 

 

現在はYoutuberとしても!動画はかなり面白い!

2021年3月からYoutubeで動画の配信を開始した鼠先輩。

 

鼠先輩のチャンネルは→鼠先輩【逆R指定学校】

 

動画は一通り見てみましたが、これがまためちゃくちゃ面白いです!

鼠先輩の代名詞でもある「ぎろっぽん」のぽっぽぽぽぽぽ、ぽっぽーという歌を使った動画が多いのですが、これは本当に見る価値があります。

他の芸人の動画もよく観る人でも、絶対に笑えるはずです。

編集もクオリティが高く、今後も面白い動画配信を期待できそうですね。

是非、チャンネル登録をお勧めします。

 

以上、鼠先輩の現在でした。

鼠先輩を知らない人が見たら、ちょっとコワモテですが、トークも歌も上手いと評価の高かった鼠先輩。

現在は事務所に所属していないため、仕事の量は少なくなっていますが、収入なども安定していて家族を十分に養えているようです。

今後も全国各地で活躍して、またテレビで脚光を浴びるようになることを祈っています!

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