かつてはラジオやテレビで大活躍していた漫画家のオネェ系タレント。 整った顔立ちの山咲トオルは、ここ数年テレビに出なくなったが、その原因と現在を調べてみた。 |
山咲トオルとは
*画像出典:matome.naver.jp
1969年8月生まれ。2016年現在、47歳になりますが、とてもそうは見えない綺麗な顔立ちとハッキリとした喋りが過去に人気だったオネェ系タレントです。
実の姉は中沢初絵といって、アイドルをデビューした過去があり、また親族を遡ると第7代横綱の稲妻雷五郎を先祖に持ちます。
沖縄県出身ですが、生まれは東京都港区。
本名は中沢 惣八郎。山咲トオルは芸名です。
ちなみに、書道5段の腕前。
現在では想像つかない全盛期時代
学生時代のころから山咲トオルはピンクレディーや松田聖子の大ファンでした。
楳図かずおに影響を受けてホラー漫画の漫画家として1994年にデビューしましたが、1997年からラジオ番組を始めるなど芸能活動を開始。
2002年にCMでブレイクし、TV、ラジオ、映画などに出演したほか、CDや書籍もリリースするなど全盛期は本当に活躍していました。
CDは「私のオアシス」などソロでは2枚リリースしています。
とにかくオネェ系タレントの火付け役的な存在として、テレビに出っぱなしでした。
なんと、全盛期は年間で250本以上の番組に出演していたほど。
ほとんどバラエティなので2000年前期の当時のテレビっ子は知らない人はいないでしょうね。
あと、関係ないけどテレビに出演する際はほとんど自前のメイクやファッションのようです。(芸能人の中でも結構珍しいらしい)
山咲トオルの恋愛対象は?ゲイなの?
現在はテレビでの露出が少なくなり、ただのオネエなのか、同性愛者なのか謎の方も多いかと思い、調べてみました。
2016年3月に「ヨソで言わんとい亭」に出演したときに、初めて同性愛者であることを告白したようです。
それまでは「恋愛対象は女性」と発言していましたが、こちらはスタッフから指示されていたとのこと。
れいちぇるみたいに女性口調になるタイプではなく、心は女性だったということですね。
綺麗な顔立ちをしているので、女性ファンはがっかりしたかも?
漫画家・山咲トオルの実績
*画像出典:https://comic.k-manga.jp/
一番の代表作は戦慄‼タコ少女。全4巻です。
主人公の海原多加子がタコ少女に変身し、恋愛などあまり怖くない漫画です。
ホラー漫画ですが、ギャグ要素満載で、絵は楳図かずおの影響を受けていますけど楽しく読める作品です。
*画像出典:https://www.suruga-ya.jp/
モーレツ変身‼エピルちゃん。
こちらは山咲トオルの全盛期時代2002年に発売した作品。
こちらもホラーでありながらギャグ要素が満載。
とにかく描写力があって、画家としての才能があることが分かりますね。
山咲トオルが干されてテレビに出なくなった理由
NGの条件を番組制作側に要求しすぎた
ネガティブな発想から、番組を制作するにあたってのNGな条件をつきつけすぎてしまったようです。
このことから番組側が「採用しづらい」と判断するようになってしまいました。
ドッキリ番組もここまで有名だったのに比較的少ないのは、それも原因だったかもしれませんね。
自意識過剰だった
仕事が増えてきたのは自分の実力。と自意識過剰な性格で、出演する番組を選ぶようになったそうです。
たしかに山咲トオルの実力であることは間違いないのですが、謙虚さが足りなかったということでしょうか。
他のオネェ系タレントが増えてきた
KABA.ちゃんや、はるな愛、椿姫彩菜、マツコ・デラックス・・・・などたくさんのオネェ系タレントが増えてきてしまいました。
たしかに面白いので仕方ありません。ただ、番組を選ぶようになっていた山咲トオルの仕事が減った一番の理由でしょう。
貯金が減ってきたときにはその「席」はもうありませんでした。
なにかタブーを犯して、「干された」というような打撃を受けたわけではなさそうです。
山咲トオルは現在、何の活動をしているのか?
現在は漫画家として活動していながら、タレントとしても活動しています。
なかなかお仕事が増えてきていない状況ですが、2016年には「しくじり先生」で「私のようになるな!」と、芸能界から干された理由などを演説していました。
喋りもうまいし、まだまだタレントとして活躍できそうなのですが・・・
漫画の作品はほとんどリリースしていませんが、現在も本人は「本職」という風に言っているので、仕事があれば描きそうですね。
本人のブログをご覧いただければ近況を確認できます。
結構更新頻度も高いので現在の山咲トオルの近況がわかります。
↑クリックで開きます。
現在の山咲トオルは仕事が減ってきてもタレントを継続中のようですが、画家としての才能もあるし、食いっぷちにはそれほど困ってなさそうですね!
ナレーションなどでもテレビ番組の出演は結構あります。
残念ながら2021年に終了してしまった「幸せ!ボンビーガール」でのナレーションは、多くの人が記憶しているのではないでしょうか。
現在、大手芸能プロダクションの太田プロダクションに所属していて、タレント業として活動していますが、出演の情報は少ない印象でした。
SNSでは、ラルフローレンのポロシャツを着ている姿を頻繁に見かけます。
加工はしていると思いますが、50代とは思えないですね。
普通に顔は整っているし。
今はあまり見ることはなくなってしまいましたが、今後もテレビで見る機会は増えてくると思います。
スキャンダルも少ないし、好感度も非常に高いタレント。
どの層に人気があるのかは分かりませんが、知名度もある上に、トーク力も十分ですので、バラエティでもなんでもこなせるのではないでしょうか。
山咲トオルの新しい情報が入り次第、このページで更新予定です。