K-1が全盛期だったころ、突如として現れた韓国の大巨人。
大きいだけではなく、しっかりと強かったチェ・ホンマンは、ボブサップなどの人気ファイターとの戦いでどんどん知名度を上げていきました。
今回は、K-1の全盛期を盛り上げてくれたチェホンマンの意外な現在を調査しました。

 

チェホンマンが有名になるまで

*画像出典:YouTube

1980年10月30日、韓国の済州島生まれ。

身長218㎝、体重160㎏というとんでもない巨体で、2005年のK-1初参戦(相手は若翔洋。結果はホンマンの1ラウンドKO勝ち)から、日本で大注目を浴びます。

 

当時、チェホンマンは25歳でしたが、それまでは韓国の相撲と言われるシムルの横綱でした。
大学を中退してまでシムルの選手として頑張っていたものの、所属していたチームが解散したことによってK-1に参戦したのが人生の分岐点となりました。

 

K-1では、曙やボブ・サップにも勝利

ほかにもゲーリー・グッドリッチやセーム・シュルトにも勝つほど注目選手として脚光を浴びます。

大きさを生かしたファイトスタイルですが、しっかりと技術も身についているし、大きい選手の割には軽やかな動きを見せることもありました。
特に膝蹴りは身長があるのでかなり有効打となっていました。

本人はダンスも得意としていたそうですので、身体能力は高そうですね。

K-1での戦績は13勝6敗(総合ルール1試合を含む)の好成績を残しています。
しかも、世界レベルの選手ばかり相手にしているので、この勝率は凄い。

K-1時代のファイトマネーは契約だけで数億円だったそうですので、相当な人気があったことがわかります。

 

K-1以外でも、DREAMやRoad FCなどの総合格闘技にも参戦していましたが、総合ではミルコやヒョードル、ミノワマンに敗北するなど、あまり大きな結果は残せていませんでした。

 

2009年10月のDREAMでのミノワマン戦のあとは、しばらく格闘技から離れた時期があったものの、2015年にRoad FCに初参戦すると数試合を行っており、最後の大きな公式戦は2016年9月のマイティ・モーとの試合(結果はホンマンのKO負け)で、それ以降は格闘技は身を引いています。

 

チェホンマンの格闘技以外の活躍

巨大な格闘家としておそれられると思いきや、温厚な性格とユーモラスなキャラクターが世間にウケて、バラエティー番組やドラマなどにも多数出演。

2008年、特命係長只野仁
2009年、映画GOEMON
2010年は、大野智が主役を務めたドラマ「怪物くん」にフランケン役でレギュラー出演したことで一気に知名度は全国区になりました。

2011年には怪物くんの映画版にも出演。
圧倒的な存在感がありました。

 

これらの活躍のほかにも、韓国では2007年に音楽CDも出していたし、テレビコマーシャルにも出演していた時期もあり、日本だけでなく、韓国でも人気がありました。

 

チェホンマンを見なくなったその後

2010年にミノワマンに負け、2011年の映画・怪物くんが公開されてから、しばらく見なくなったチェホンマンですが、実は、2011年10月に警察沙汰の問題を起こしました。

 

容疑は、女子大生に暴力を振るったというもの。

韓国ソウルにあるチェホンマンが経営する飲食店で、お客さんとして来ていた女子大生に暴力を振るったそうで、書類送検されたのですが、実は口論になって頭に手を当てた程度のものだったらしく、和解したとのこと。

有名人でありながら、少しやってしまった感がありますが、K-1時代に数億円の契約金を受け取っていたので、和解金はどれくらいあったのか気になりますね。
調べても見当たらなかったです。

 

その後、2012年には、政治の世界に少し足を突っ込みます。

のちに大統領となるパク・クネを支持して保守政党であるセヌリ党に入党
チェホンマンは、組織特補に任命されパク・クネの大統領選の応援を行いました。

選挙に出て政治家になることはなかったのですが、のちにパク・クネ氏が公選法違反などで逮捕されて実刑判決を受けるまでになったので、そんな人物を応援してしまったことで少しマイナスのイメージがついたかもしれません。

 

さらに悪いことは続き、2015年は詐欺容疑で指名手配されます。
2013年に恋人に時計を買ってあげるために知人から日本円で1,000万円ほどを借り、2014年に別の知人からは250万円ほどを借りたものの、ともに返済しなかった詐欺です。

チェホンマンは、2人に返済して詐欺ではないと主張したものの、懲役1年(執行猶予2年)の判決を言い渡されました。

のちに日本の番組で、チェホンマンは「1,300万円を知人が借りて、返さなかった。それで私が逮捕された」と語っていますが、裁判になって有罪判決を受けているので、事実はどうかわかりません。

 

これらの良くないことが続いた上に、せっかく戻ってきた格闘技の舞台でも結果を出せずに、韓国の人たちのバッシングは強まってしまい、母国である韓国から移住することになりました。

 

チェホンマンは大阪に移住した

2021年2月、韓国のヘラルド経済というメディアが、チェホンマンのそのときの近況を公開しました。
それによると、以下のことが掲載されていました。

日本の番組で日本に移住した理由を語った

・試合で負けると「韓国の恥さらし」とネット上で誹謗中傷が増えて、耐えきれなくなった。

・誹謗中傷で対人恐怖症と診断された

大阪の人々に温かさを感じており、大阪に移住した。

男性用下着の製作に参加している。

2015年以降、韓国ではなかなか評価されるような活動ができなかったチェホンマン。

おまけに詐欺容疑で指名手配までされてしまっていたので、韓国よりも慣れ親しんだ日本での生活を選んだようです。

 

中でも、大阪は格闘技のファンも多く、チェホンマンも大阪の人たちに惹かれた部分もあったそうで、大阪に移住しました。

 

さらに、韓国メディアに語っていた男性用下着のプロジェクトについては、このことでしょう。

ラシュバンという下着メーカーの2018年のスポンサーをしていたそうで、現在もWEBサイトにはこのように掲載されています。

2019年は、チェホンマン自身がプロデュースしたボクサーパンツが発売されていて、現在もAmazonで出品されています。評価は今のところ2.9と、高くも低くもないです。
価格は4,000円程度と、そこそこ手ごろ。

 

ちなみに、ラシュバンは今やヨーロッパのサッカー選手も愛用するほど人気のパンツになってます。
チェホンマンも人気の上昇に寄与したのかも。

下着のプロデュースは単発の仕事でしたが、今はどのようなことを仕事にしているのか調べてみました。

 

大阪で飲食店経営

チェホンマンは、2020年に兵庫県西宮市でジョン・ヨンス氏と株式会社CHMという会社を立ち上げました。

主な事業は韓国チキンのフランチャイズ事業、韓国カフェのフランチャイズ事業。
資本金は500万円と、あまり大きな金額ではありませんが、設立後まもなく、大阪の心斎橋と梅田駅の近くにホンマニチキンという韓国料理店をオープン。

 

これが味と見た目と、サービス、全てで評価されており、超人気店になりました。

韓国人アイドルのイベントも行うなど、韓国を全面的に出したお店で、特に若年層のファンから評価されているようです。

 

法務局などでちゃんと登記されているか確認したところ、間違いないようですが、現在の代表者はチェホンマンではなく、ジョン・ヨンス氏になっていることには少し違和感を感じました。

会社の資本関係などは定かではありませんので、現在も飲食店経営と断言できるかといえばそうではありません。
しかし、チェホンマンに、飲食店を成功させた実績は間違いないですね。
韓国に住んでいたころもソウルで飲食店してましたし、それなりのノウハウはあったのでしょう。

 

SNSでは度々目撃情報が。2019年には炎上万博に出演

ホンマニチキンを事業展開する前の、2019年の話ですが、YouTuberのヒカルやDJ社長などと、炎上万博に出演していました。

これは本当に危険なイベントでしたが、まぁ、チェホンマンもプロデュースしたボクサーパンツの宣伝もできたし良かったのかもしれません。

 

このYouTubeの出演のほかにも、チェホンマンの目撃情報は多くSNSに上がっています。

ほとんどが大阪での目撃情報ですが、多いのがパチンコ店での目撃情報です。

スロットではなく、パチンコばかりのようです。

チェホンマンのパチンコ店での目撃情報は2015年あたりから現在に至るまでずっと継続して見られていました。

そりゃーあの巨体ですから、後ろ姿だけで一発で分かってしまうんですね。

お笑い芸人の霜降り明星の粗品も、チェホンマンをパチンコ店でみつけた話をしていたので、相当な頻度でパチンコ店に出没するようです。

 

また、チェホンマンは大阪のなんばや西成区での目撃情報が多く、生活感のある格好が多く見られる西成に住んでいたと思われます。

 

結婚については、まだしていないようです。

彼女と一緒にいる目撃情報も、以前は多くみられていたようですが、最近は女性とペアで見られなくなったようで、独身を謳歌しているのかもしれません。

 

チェホンマンの今後は?Breaking Downなどの出場予定は?

チェホンマンは、今後どのように活動をしていくのかハッキリしていません。

本人が発信するSNSなどもなく、取材はもちろん、接触が困難です。

2020年に起業して展開しているお店が繁盛していることもあり、金銭的な余裕はそれなりにありそうです。

また、K-1選手時代の収入は数億円、俳優や音楽活動、バラエティー番組出演などのタレント業などの収入は相当な金額になっていると思われます。

詐欺で逮捕されてしまったものの、えん罪である可能性も十分ありますし、まだまだ貯金はあるのかもしれませんね。

お金に困ったら、格闘技イベントやYouTubeなど色んな収益源があるので、それに手を出していないところを見るとまだまだ余裕かもしれません。

 

ただし、気になる点は、以前ほどの目撃情報が多くなっていない点は気になります。

X(旧Twitter)での検索をするとわかりやすいのですが、2021年ごろまでは頻繁に目撃情報がツイートされていたのに、それ以降は現在に至るまで少なくなっているんですよね。

大阪に住んでいることは間違いなさそうですが、何か大きな活動の準備をしている可能性もありそうです。

 

今後はBreaking Downなどでの出場を期待する声も多く見られます。

Breaking Downのファイトマネーは百万円以上と言われているので、チェホンマンにとって小銭稼ぎにちょうどいいのではないでしょうか。

Breaking Downじゃなくてもいいから、何かしらの格闘技でまた戦う姿が見てみたいですね。

 

実は韓国に帰っていたことが判明!韓国のテレビで明かされたチェホンマンの驚きの今

2024年2月に、韓国の番組の「オ・ウヨンの金相談所」という番組でチェ・ホンマンが出演していたことが判明しました。

*画像出典:オ・ウンヨンの金相談所の放送画面

放送では、韓国の「総合格闘技スーパースター」と言われていたので、韓国でも絶大な人気だったことが分かります。

ゲストとして登場したチェ・ホンマンですが、ずっと暗い顔をして受け答えしていました。
それもそのはず、前述の通りの警察沙汰などの印象のまま、テレビ出演はほとんどなく、Youtubeなどの出演も皆無に等しかったそうです。

 

番組では現在の生活を赤裸々に語っていました。

 

現在、チェ・ホンマンは地元の済州島で山籠もり生活を続けているそうです。

おそらく、8年も続けていると語っていたのですが、日本では近年目撃情報が多数あったので、正確に言えば「韓国にいる間は隠遁生活」だということでしょう。
*隠遁生活:いんとんせいかつ。世俗を離れて生活すること。

住所は韓国になっているようですので、多くの「チェホンマンは大阪在住」という情報は誤りのようです。

 

また、驚くべきことに、現在は対人恐怖症になっていることも語りました。
「人をしっかり見ることができない。目を合わせて話すけど徐々にネガティブな感情が出てきてしまう。」と打ち明けています。

また、小学校のときは普通の人よりも小さくて今は身長が大きくなりすぎており、視線と注目されることが怖くなったそうです。

以前の警察沙汰も解決しており、テレビの復帰ができるにもかかわらず、躊躇し続ける理由を「関心を受けるのが怖い」と語っていましたが、なぜこの番組に出たのかは不明でした。

 

しかし、済州島に帰って隠れて生活しているというのは日本のメディアでもWEBサイトでも調べた限りは出ていませんでしたので、誰も知らなかったことかと思います。

精神的な病気のようにも思われますが、以前の陽気なキャラクターのチェホンマンをまたテレビで見れるように期待したいですね。

 

今後もチェホンマンの情報が入り次第、更新予定です。

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