1990年代に女子プロレスラーとして注目を浴びたアジャ・コング。
プロレスの域を超えて、バラエティ番組などでも引っ張りだこだった彼女も現在ではほとんど見なくなりました。しかし、現在の活躍などをみてみると結構凄かったので、アジャ・コングの今をご覧ください。

 

 

これまでのアジャコングの活躍

画像出典:芸能人の本名まとめ

1970年9月25日生まれ、東京都立川市出身。

 

本名はたびたび話題になりますが、「宍戸 江利花(ししど えりか)」。

この風貌でアイドルのような本名であることがネタにされたりします。

 

アジャコングは、ご存知の方も多いと思いますが、アメリカの黒人の父親と日本人の母親のハーフ

父親は米軍立川基地に務めていたのですが、アジャコングが物心つくころには両親は離婚しており母子家庭で育ったそうです。

 

肌の色を馬鹿にされるなど、子供の頃は壮絶ないじめにもあっていて、小学校では空手、中学校ではバレーボールをするなど、スポーツで身体能力に磨きをかけました。

 

 

中卒でプロレスラーに

中学を卒業したアジャコングはそのまま全日本女子プロレスに入門します。

 

リングネームは北斗晶に「お前の顔ってアジャって感じだよな!」と言われたことで初めのうちはアジャ・宍戸を名乗っていましたが、キングコングという名前が良いと言われ、省略してアジャ・コングと名付けられたそうです。

 

なんと、中学を卒業して16歳の誕生日にデビュー戦を迎え、そこからは一気に女子プロレスラーとしての地位を確立していきました。

といっても、まだまだ新人でしたし、当時女子プロレスでトップと言われていたブル中野の付き人をしていたこともあったので知名度は上がっていった感じです。

 

アジャが20歳になる頃、1990年には女手一つで育ててくれた母親が肝臓がんで他界。

 

しかし、その頃には女子プロレス界だけでなく、テレビにも頻繁に出演していき徐々にアジャコングは有名人になっていきます。

 

女子プロレスの重鎮であるダンプ松本は引退する際にアジャコングを芸能界に誘いましたが、アジャコングは女子プロレスをもっと盛り上げたくて芸能界入りを拒否。

1997年には全日本女子プロレスを退団して、アルシオンという新しい団体を作るなど、プロレス界にも大きく貢献。

 

アジャコングが30歳を超えたあたりは引退説がことあるたびに囁かれましたが、2006年にはOZアカデミーに参戦して活躍するなど、衰えることを知りませんでした。

 

そして、アジャコングはこれまで数々のタイトルを手にしています。

 

【アジャの手にしたタイトル】

・第38代、第40代WWWA世界シングル王座
・第16代WWWAオールパシフィック王座
・全日本シングル王座
・第8回・第12回ジャパングランプリ優勝
・第92代・第94代・第95代・第120代WWWA世界タッグ王座
・全日本タッグ王座
・第7回タッグリーグ・ザ・ベスト優勝
・第2代クイーン・オブ・アルシオン王座
・第3代ツイン・スター・オブ・アルシオン王座
・第4代・第6代・第13代AAAWシングル王座
・第3代・第9代・第14代AAAWタッグ王座

など他多数

https://www.youtube.com/watch?v=Rz8EUaoqPkE

恐れを知らないスタイル、俊敏性はあまりありませんが力任せな強力な攻撃はレベルが違う気がしますね。

 

プロレス技も多彩で、裏拳、パワーボム、バックドロップ、ブレーンバスターなどの得意技を持っています。

大一番にはトペ・スイシーダという大技も繰り出し、観る人を楽しませるプロレスが特徴的な選手です。

 

 

中学を卒業してからプロレスばかりして、テレビ番組でも自分のポジションを理解して魅せる演出が上手なアジャコング。

 

現在の彼女はプロレスから離れているのか、どのような活動をしているのか、リアルな今のアジャコングを調査しました。

 

 

見なくなったその後と現在のアジャコング

1997年に全日本女子プロレスを退団してフリーのプロレスラーで活躍しながら実は芸能事務所フォスターに所属していました

 

芸能事務所に所属することにより、バラエティ番組で芸人をどつくなど、面白くも怖がられる存在でお茶の間の人気者になったアジャコング。

 

バラエティだけでなくテレビドラマなどにも多数出演。

2007年には映画「自虐の詩」にも主人公の友人役で出演して、役者としてもメディアに取り上げられるようになります。

https://www.youtube.com/watch?v=--ydNZxhSyA

アジャコングの登場は1:05:05あたりと1:12:36あたりなど。
豪華俳優に混ざって、合計の登場時間は10分ほどと短めですが、しっかりと演じ切っています。

 

演技力は悪くないのですが、何よりも存在感が評価され、ドラマと映画の出演が増えていった感じですね。

 

 

そして、2010年6月には久本雅美や柴田理恵が所属するWAHAHA本舗に移籍。
現在もワハハ本舗のHPに掲載されています。

 

WAHAHA本舗に移籍した2010年あたりからはバラエティ番組での出演はほとんどなくなっていますが、役者としての活動は著しく増え始めました。

 

2012年の映画「老獄 OLD PRISON」では主演の千鶴役も演じています。

初主演となった老獄は、アジャコングを主役に起用したことと、ストーリーも評価されて話題になったのですが、現在に至るまで映画の主役を演じたのはこの映画だけとなっています。

 

 

現在のアジャコングはプロレスラーとしての活動が大半

WAHAHA本舗に移籍してから役者として活動していただけではなく、プロレスも並行して続けていました。

2000年~2015年あたりは役者とプロレスの同時進行で、テレビで見なくなっていてもかなり忙しかったとは思いますが、近年のアジャコングはほとんどプロレスラーとしての活躍だけです。

 

プロレスをしなくても存在感というか知名度があります。

もちろん、プロレスイベントでは登場するだけでなく、ちゃんとプロレスもしてます。

もう50代という高齢でありながら、現役バリバリです。
もちろん、全盛期のキレはないのですが。

 

 

すっぴん画像もWAHAHA本舗のホームページから見れますが、バラエティ番組だけでなく、映画やドラマでも特徴的なメイクはしないことの方が多くて、すっぴん画像に関してはたくさん出回っていますね。

プロレスのアジャコングメイクは恐ろしそうですが、すっぴんはすごく優しそうな顔をしていますね。

 

スッピンはプロ野球選手のウラディミール・バレンティンに似ていると話題になっているので、それだけアジャコングのスッピン画像は世間に認知されているようです。

ちなみに、アジャコングとバレンティンは交流はないようですが、お互いに似ているといわれていることを知っています。

 

 

【現在のアジャコングのまとめ】

・所属事務所はWAHAHA本舗で、バラエティやドラマにもたまに出演する

・今のアジャコングは本職のプロレスラーとしての活動が主で、大きなプロレス大会や地方のイベントなどにも出演している

・現在も独身

・プロレスラー勝俣瞬馬が小さいころ、アジャに抱っこをしてもらったエピソードが2017年にテレビで放送され、その時47才でありながら80㎏近くある勝俣を軽々と抱っこしたため、怪力は健在

・ツイッターでは「富士山のツイートがメイン」とトップに表示されているが、富士山に関連するツイートは少ししかない。

・プロレスのイベントで全国各地だけでなく、海外にも赴いている。

おすすめの記事