キャスター・ラジオパーソナリティー・ナレーターなどいくつものシーンで活躍していたショーンK。誰もがイケメンと認める整った顔立ちと、男らしい甘い声、さらに日本語はもちろん英語まで流暢に話し、経済学・経営学に長けているエリートでした。
そんな彼が経歴詐称で大きく報道され、表舞台からいなくなってもう数年経ちます。 |
ショーンKの経歴詐称が判明するまで
*画像出典:Naverまとめ
1968年3月生まれ。熊本県出身。
ハーフとか米国人とか言われていますが、日本人。
本人曰く、父親がアメリカと日本人の日本人ハーフ、母親が日本と台湾の日本人ハーフなのですが、実際は純粋な日本人であるといわれています。
もちろん、ショーンKという名前は芸名。
本名は川上伸一郎という名前で、ショーン・マクアードル・川上という名前は自分で作ったそうです。
ちなみに、マクアードルという名前は外国人英語講師の名字を引用したそうですが、真実は定かではありません。
「ホラッチョ川上」と言われた過去
子供の頃のあだ名はホラッチョ。
昔からホラを吹くことが良くあったそうで、ホラッチョ川上と呼ばれていたそうです。
最終学歴は熊本県の真和高校。
偏差値が68もあり、熊本県の私立で1位。東大合格者もかなり出している名門高校です。
経歴詐称前は、テンプル大学で学位を取得して、ハーバードビジネススクールでMBAを取得したと言われていましたが、こちらは嘘でした。
実際はテンプル大学の日本にあるテンプル大学ジャパンに入学するもすぐに中退。
ハーバード大学とパリ大学のMBAを取得したという話も、誰でも参加できるオープンキャンパスに行っただけで、学位の取得なども一切ありませんでした。
テンプル大学ジャパンの新宿校に通っていたと思われる時期、外国人女性と交際していたとの情報もあり、イケメンで英語が堪能ですから結構遊んでいたようですね。
そりゃ、こんなカッコよければ、毎日のように女の子が寄ってくるでしょうし。
勉学以外ではDJなどを行っていたそうです。
DJと言ってもターンテーブルを操る方じゃなくて、ラジオなどのディスクジョッキー。
2000年10月からはJ‐Waveで「MAKE IT 21」というラジオ番組のレギュラーになってDJとして活躍し始めます。
*出典:Youtube
顔もですが、声もかっこよすぎる。。
ラジオ番組はいくつか出演していましたが、その後もインテルの「インテル、入ってる?」のナレーションなど、声を使った仕事も多くこなしていました。
一方で、経営コンサルの仕事も1995年に独立してから順調。
海外にも支店を構えるなど、ショーンKは精力的にコンサルタントとしても活躍していました。
ブラッドストーン・マネジメント・イニシアティブ・リミテッド
ショーンKが1995年に設立した会社の名称です。
しかし、実際には存在していませんでした。
本社をアメリカのデラウェア州に置いていたはずなのですが、実際はその所在地には何もなかったことも経歴詐称問題後に判っています。
シンガポールやニューヨーク、ミラノなどにも事務所があるとホームページには載っていましたが、それらも実際は虚偽の内容だったそうです。
また、コンサルやM&Aなどのお手伝いを600社以上行ってきたとのショーンKの経歴も嘘であったことが分かっています。
しかし、こちらをご覧ください。
相当な知識を持っていて、わかりやすい説明、聞き取りやすい声。
経歴は嘘だったとしても、確実にコンサルをできる実力は持っていたとの声も多くあります。
経済や経営学だけでなく、政治学に関しても長けていることが分かります。
顔や地頭の良さ、喋りや雰囲気、全て完璧でしたが、本当の経歴だけがパッとしなかっただけで、経歴詐称をしてしまったというのが印象として残ります。
ただ、コンサルをやっていたことは事実だし、実力も高かったところから、経歴は詐称というより誇称していたというのが正しいでしょうね。
ショーンKの詐称していたキャリアとステータス
ショーンKが詐称していたと思われるキャリアとステータスをまとめてみました。
①本名はショーン・マクアードル・川上
②アメリカ出身
③米国人や台湾人の血が混ざっている
④小学校5年生(11歳)の時に熊本に引っ越し、そこから日本で生活
⑤テンプル大学卒、ハーバード大学にてMBA取得
⑥コンサル会社経営しており世界各地に事務所がある
実際と言われているのは以下の通り
①本名は川上伸一郎
②熊本県出身
③生粋の日本人
④ずっと日本で生活
⑤高卒。テンプル大学ジャパンではオープンキャンパスで講義を受けた程度
⑥コンサル会社を経営していることは事実であるものの、納税は日本でしかしていないことを本人が認めていることから海外での商取引はなかったと思われる
ただ、ショーンKの名誉のためではありませんが、これらの詐称は「ショーンKというタレント像を創り上げるための第三者が勝手に設定した部分もある」ということを忘れてはいけません。
ただ、ショーンK自身もその設定された詐称に便乗して嘘を付いていたのも事実です。
それでも、あそこまで社会的に制裁を受けるほどの、他人に迷惑をかけるような嘘ではなかっただけに、ファンからは同情の意見もありました。
モデルの女性に英会話のレッスンをしていたことも
ショーンKについてを、芸能界の人に何名か聞いたところ、女性モデルが以前に個人英会話のレッスンを受けたという情報をキャッチしました。
こんなカッコいい人に個人レッスンを受けるなんて、とても羨ましいですが、特に下心があったようでもなかったそうで、普通に英語を学ばせてもらったという事です。
また、そのモデルさんはショーンKとは現在は連絡をとっておらず、どのような人物だったか伺うと「とても真摯で、真面目なタイプ。凄いモテるというのがすぐに分かるけど、威張らず爽やかな人でしたよ」とのことでした。
何か面白い話を期待したのですが、テレビで見るまんまの、イケメンだったそうです。
週刊文春の取材で発覚したショーンKの詐称問題
前述のキャリア詐称問題は全て週刊文春が取材して発覚しました。
ネット上でもどこまでが本当でどこまでが嘘なのか、いまだに情報が交錯しています。
実際の父親は熊本にいる生粋の日本人ですが、詐称が発覚後も、本人は「アメリカに父親がいる」と言っていたりしたそうで、真実を話していながらもそれでも嘘をついていた部分もあり、それが嘘と真実の範囲を滅裂にしてしまっていました。
真実の範囲については前述の通りですが、メディアなどが一部で創り上げたショーンKの虚像も含めて、本人もどこまで本当のことを話していいのかわからなくなっていた感じがしますね。
詐称が発覚した後のショーンK
詐称問題によって終了してしまったタレント業での番組は以下の通り。
・MAKE IT 21(16年DJを務めていたラジオ番組)
・とくダネ!(金曜コメンテーター)
・チャンネル生回転TV Newsザップ(月曜コメンテーターやMC)
・報道ステーション(水曜コメンテーター)
など。
一番の損失は「ユアタイム~あなたの時間~」という報道・情報番組の放送開始前の降板。
2016年4月からスタートした番組。しかし、詐称問題で取り消しになっています。
しかも、出演料は1回40万円ほどのギャラを契約していたそうです。
月曜日から金曜日まであるので、かなりのギャラになるはずだったんですが・・・
しかも、市川紗耶と共演することで、その名も全国区になるチャンスだっただけにショーンKにとっては人生をガラっと変えてしまいました。
ちなみに、ユアタイムで市川紗耶と共演する予定だったショーンKに変わり抜擢された野島卓は、市川紗耶とプライベートで交際するようになりました。
ショーンKがそのまま出演していたら既婚者である彼はどうなっていたのか・・・
そんなこんなで詐称問題が発覚して、全てのタレント業、コメンテータ業、ラジオDJ業を辞めてしまったショーンK。
彼のその後を徹底調査しました。
ショーンKのその後
詐称問題が発覚したショーンKは、まず所属事務所の公式ホームページでコメントを掲載しました。
*画像出典:bengo4.com
こちらのコメントは現在でも所属事務所のSUNDAYのHPに掲載されています。
→ショーンKのお詫び(現在はリンク切れのためリンクを削除)
SUNDAY(サンディと読みます)という事務所に現在も一応所属している形になっています。
サンディはラジオDJやイベントMC、ナレータータレントなどを抱えているタレント事務所。
ホームページのトップには現在も「ショーンKからのお知らせ」というバナーを掲載しているほど、事務所としても謝罪したい気持ちがあるようですね。
そして、全てのタレント業を停止したショーンKは、都心から引っ越しをすることになり細々と生活するようになりました。
現在のショーンK
週刊誌が取材したところによると、2016年の詐称問題以降、東京を離れて地方都市を転々とし、2016年内にはまた東京に戻って来たそうです。
長野県の軽井沢にしばらく滞在していたという報道もありました。
というのも、本業である経営コンサル業があるわけで、仕事をしないわけにはいかなかったようです。
かなり長い間、精神的に参っていて、自殺をほのめかすようなコメントも週刊誌の取材に対して語っていました。
しかし、以前ほどではありませんが、本業のコンサル業も現在は堅調で、収入は安定しているそうです。
熊本地震の後には、「復興のためならテレビ出演も考える」とコメントしていますが、メディアに対してはかなり恐怖心を覚えてしまっているので、なかなか表舞台には出てきていません。
実際、ショーンKのもとには「あの人は今」状態になっていて世間は悪いイメージがなくなっているため、いくつかのテレビ出演のオファーが届いているようです。
こちらも週刊誌の取材で明らかになっています。
でも、本人はメディアに対して臆病になっている部分と、偽りの自分のキャリアなどが表になってしまった罪悪感などもあり、全てオファーは断っているそうです。
ただ、詐称問題のあとも、
・正論が嫌みに聞こえなくて好感度は依然として高い。
・ルックスと声が良いからテレビに出ていても不快感はまったくない
・詐称した部分はたくさんあっても、コメント力や雰囲気はコメンテーターの中でもズバ抜けていた
・一度テレビで謝罪して前のように戻ってきてほしい
といったコメントがネット上には多数残っています。
2017年、ショーンKの今の情報が女性自身に掲載される
週刊誌の女性自身がショーンKの現在の情報をキャッチしたようです。
2017年10月の記事では、都内の高級マンションから出てくるショーンKに直撃。
詳しい知人の情報によると現在は不動産会社の顧問として在籍していると書かれていますが、ショーンKはこれを否定。
ただ、「今はまだメディアの仕事はしていませんので、そっとしておいてくださいませんか?」と取材に対し、答えています。
ということは、メディアでの出演が2018年あたりには可能性として有り得るかもしれませんね。
ネットユーザーの声は「経歴は嘘だったかもしれないが実力はホンモノだからまた戻ってきてほしい」などと、復帰を求める声もとても多くあります。
詐称問題で人生をガラリと変えてしまいましたが、実力やビジュアルは評価されているショーンK。
今度、テレビで観る時は「川上伸一郎」という名前のコメンテーターとして、笑顔の彼を見たいですね!
遂にテレビ出演が決定!2018年元日の特番
2018年1月1日放送の元日特別番組「世界見聞録~モンゴルで経済と豊かさを考える旅」(16時~17時)のナビゲーターにショーンKを起用したことが発表されました。
2016年3月に経歴詐称疑惑が報道されてから1年10か月ぶりにテレビに登場します!!
モンゴルの経済を調べるというショーンKにピッタリの企画。
そのナビゲーターを務めるにあたって、実際にモンゴルに1週間も滞在したそうです。
ショーンKは経歴問題がありましたが、それは第三者が創り上げたもので、ショーンK自身もそれを否定できなくなったことが事の発端。
今回はナビゲーターということで、久々の登場となりますが、この番組出演を起爆剤にしてこれから益々ショーンKの活躍が楽しみになりますね。
ショーンKが2018年11月に騒動後初めて公の場に登場!
2018年11月に東京で行われた「国際芸術コンペティション アートオリンピア2019」の開催発表会見にいきなり司会で登場して驚かせたショーンK。
司会の仕事は過去にも何度もこなしていましたが、始めは少し緊張した感じになってしまいました。
野性爆弾・くっきー、佐久間一行、レイザーラモン・RG、キシモトマイが出席し、メディアでも大きく取り上げられました。
しかし、ショーンKの司会に関してはあまりメディアでは報じられていませんでしたね。
序盤は緊張していますが、徐々に本来のトーク力が冴えてきていて、聞き心地の良い声にうっとりしてしまいます。
2年ほどもメディアに出ないことで、これまでの学歴詐称などは本人もある程度は認めた形になりました。
嘘だったのかもしれませんが、ショーンKというキャラクターを創造する中で、キャラの設定をそのようにしていった結果、それが大きな嘘に繋がったのかもしれません。
ただ、経済や経営の知識、政治学、語学力は間違いなくホンモノ。
顔も声もカッコいいし、テレビでも前に出ようとしない控えめな雰囲気も持っています。
一部のメディアでの情報によると、不動産会社の顧問をして月に50~60万円ほどの収入があるそうですが、以前の取材ではそれは本人が否定。
また、メディアや芸能界での仕事は今後は考えていないらしく、事務所にも所属していないような状態だそうです。
顔も声もイケメンで、英語も堪能。
知識も豊富で賢さも備えているショーンK。
ニーズはめちゃくちゃあるように思えるのですが、是非、学歴詐称問題を忘れるくらい新しい活躍をきたいしたいですね。
個人的には「しくじり先生」などで出演して、それをきっかけに新しキャラで生まれ変わったショーンKも見てみたいです!
表舞台には出ない。ショーンKの事務所の回答
メジャーリーガー大谷翔平の通訳だった水原一平が、学歴詐称をしていたということで、ショーンKが一部で話題になりました。
そこでメディアがショーンKの現在を所属事務所に聞いたところ以下の回答があったようです。
「今は本業のコンサルタントとして世界中を飛び回っていますよ。上場している企業にも、コンサルとして入っていると聞いています。本人は“もうテレビはコリゴリだ”と話していました」
コンサルとして活躍しているのは分かっていましたが、現在は世界中を飛び回っているというのはびっくりです。
また、テレビはもうコリゴリということは、今後テレビ出演の可能性はかなり低いと思われます。
でも、表舞台に立たないコンサルタントなのに、なぜ事務所に所属しているのだろうという疑問は残ります。
いずれにしても、コンサルの能力は高いということは証明されましたし、ナレーションやコメンテーターの仕事をしなくても十分やっていけるということでしょう。
またあのかっこいい声を聞きたいのですが、なかなか難しそうですね。
ショーンKの最新の現在が判明しましたら、再度このページを更新予定です。