かつて2000年代初頭にブレイクしていたFayray。 吉本興業に所属するシンガーソングライターで、圧倒的な歌唱力と美貌を持ち、独特の世界観で多くの人を魅了していた歌姫は現在どうしているのでしょうか。 |
Fayray(フェイレイ)の現在までの活躍
*画像出典:YouTube
1976年04月18日生まれで東京都出身です。
幼少期はアメリカで過ごし、10歳頃に帰国。当初は日本語があまりわからない状況だったそうです。
本名も公開していて、大橋 美奈子(おおはし みなこ)というそうです。
兄弟構成は3姉妹でFayrayは次女。
4歳からクラシックピアノを習っており、両親が好んでいた70’sや80’sのアメリカンポップスに大きく影響を受け育ったのだとか。
高校時代から芸能活動を始め、「芸能活動をしながらでも立教ぐらい合格してみせますよ」と言い放ったことがあり、宣言通り見事現役で立教大学に合格するといった少し勝気な性格のようですね。
というか、頭が良いです。
立教大学在学中にミス立教の上位5人に選ばれるほど、デビュー前からその美しさは周りから高評価でした。
ちなみに当時、ミス立教の1位に選ばれたのは、現在アナウンサーをされている豊田綾乃アナウンサー。
芸能界デビューから活動に関して
Fayrayを発掘したのは、現在吉本興業代表取締役社長の大崎洋氏。
Fayrayをプロデュースした当時は吉本興業東京支社(現在は本社となっている)責任者で、Fayrayという芸名も大崎氏が付けており、由来は映画「キングコング」ヒロインのフェイ・レイから取って名付けたのだそう。
デビューは1998年の7月末。
T.M.Revolutionや藤井隆をはじめ多数アーティストをプロデュースしている浅倉 大介氏がプロデュースし、シングル「太陽のグラヴィティー」をリリース。
この曲は当時同じ事務所の大先輩であるダウンタウン浜田雅功が主演を務めたドラマ「ひとりぼっちの君に」の主題歌として起用され、15.1万枚のセールスを記録しました。
デビューから大型タイアップも多く、注目度が高いのは本人の実力もですが、やはり大手という強みもあるでしょう。
しかし、Fayrayがすごいのはここから。
シンガーソングライターに転向し、自身で作詞作曲をを行いセルフプロデュース作品を発表し始めます。
リリースされたシングルの中でもっともヒットした楽曲も、彼女が製作し2000年にリリースした「tears(ティアーズ)」。
こちらもドラマの主題歌となりました。
ちなみにそのドラマの主演もダウンダウンの浜田雅功で、題目は「Friends」だそうです。
Fayrayの楽曲は大ヒットした「tesrs」をはじめ、ほとんどの楽曲が化粧品などのテレビコマーシャルやドラマの主題歌や挿入歌に使用されているので、曲名まで分からずとも、多くの方が耳にしたことがあると思いますよ。
また、歌手だけではなく女優としても活動していて、ドラマにも何作品か出演しており、深夜ドラマ『Happiness』では主演も務めた経験が。
Fayrayは美女シンガーのイメージが強いですが、いろんなジャンルで活躍を見せていました。
フェイレイを見なくなった理由
21作品のシングル、アルバム8作品を世に出し活躍していたFayrayですが、2009年以降目立った活動を行なっておらず、メディアで姿を見ることがだいぶ減りました。
その理由としては、2006年6月ごろから自分の理想とする音楽を追求する活動をするため、ニューヨークに住んでいるようで、拠点が日本ではないからではないかと推測されます。
また、これはネット上に多くあげられていましたが、2008年に起きたある事件で事情聴取を受けるなど、ダークな交友関係が明るみになってしまったことも原因の一つではないかと言われていました。
真相は定かではありませんが、フェイレイを見なくなった時期とかぶることからも、否定はできないですね。
Fayray(フェイレイ)の驚きの現在
上記したように、2006年からニューヨーク在住という情報がありましたが、アーティスト活動はずっと続けており、ニューヨークを拠点とするプローデューサー兼エンジニアのRusty Santos[ラスティ・サントス]氏が結成した「The Present」にキーボードとして参加。
名前はFayrayではなく、本名の大橋美奈子から「ミナ」という名前で活動しています。
「The Present」のメンバー構成は、ギターがラスティ本人、ドラムにはラスティの古くからの友人であるジェシー・リーといった3人で、2008年6月14日にデビュー・アルバムとなる『World I See』をリリース。
ラスティはニューヨークのインディ・シーンでは絶大で、ずば抜けた存在感を放っており、彼の仕事を愛するファンにとってはかなり注目される作品となっているようです。
また、Fayrayは現在ラスティ・サントス氏と結婚しており、夫婦で音楽活動をしているということになります。
アーティスト名もMina Ohashiという結婚して名前が変わる前の本名で活動しているようです。
細かいことがわからなかったのですが、現在は結成当初の3人組から2人の夫婦デュオになっているようです。
かつてのFayrayが歌う世界観とはうって変わって、エレクトロリカルというかハウスミュージック的なジャンルに転向していますね。
2017年4月7日に新作である『Break The Dawn』をリリース。
ツイッターやFacebookも更新は2017年で止まっているものの、現在Fayrayはバリバリのアーティストとして世界で活躍しています。
*ただし、2019年以降の情報は現在に至るまで皆無。新曲のリリースも確認できません。
ツイッターを見ると、フォロワーなどは有名人にしてはかなり少ないですが、本人で間違いなさそうです。
7-28---#H0L0 pic.twitter.com/qN20L4HYn7
— THE PRESENT (@THEPRESENTSOUND) August 2, 2017
現在も吉本興業に所属とネットでは書かれていますが、吉本興業のホームページからはFayrayの名前はヒットしません。
調べたところ、2015年までは吉本のHPに名前が載っていたようですが、現在はなくなっています。
wikipediaにも「Fayrayは吉本興業に所属」と書かれていますけど、現在は所属していないものと思われます。
アメリカ人の旦那さんと音楽活動を続けていくと思われますが、日本での活躍も心待ちにしたいですね。