実力派女優として可愛らしいルックスでドラマに引っ張りだこだった小西真奈美。 最近では以前ほどテレビに出ている印象はなくなってしまいましたね。 童顔でありながら迫力のある演技力や歌唱力でも評価されていた女優の現在を調べてみました。 |
小西真奈美とは?
1978年10月27日生まれ、鹿児島県薩摩川内市出身の女優で、現在は有限会社エレメンツという事務所に所属しています。
雑誌のモデルとして芸能活動を開始しその後、「北区つかこうへい劇団」という劇団に入団しヒロイン役を務めるなど女優に転身。
キャリアを積んでいき、テレビドラマなど活躍の場を広げました。
驚くような顔の小ささと、可愛い黒目がちな瞳、愛嬌があって整っている顔!
2006年からオリコン・リサーチが行っている「小顔だと思う女性芸能人」のアンケートの初代小顔クィーンに輝いています。
国民的女優「こにたん」誕生
小西真奈美の認知度が上がったのは、NHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」。
国仲涼子が演じる主人公の恋敵役を演じ、注目を浴びました。
可愛い顔立ちと高めの声からはちょっとイメージが離れたクールな女医の役だったので、若干違和感があると思いきや、知的な役柄がはまっておりファンも増えたのだとか。
それに加え同時期にバラエティ番組にも積極的に出演しており、芸人コンビ ココリコがメインMCを務める「ココリコミラクルタイプ」でレギューラー出演。
はじけたキャラクターなども演じたことから、本人の純粋なイメージとのギャップや振り切った演技力の高さが評価されるなど一躍人気を獲得!メディアに引っ張りだことなりました。
この頃から、愛称が付き「こにたん」と呼ばれ親しみやすいキャラクターというイメージがついたそう。
実は意外な歌唱力の持ち主
2008年には別名義の藤木一恵という名前で歌手としてもデビューしています。
小西真奈美が出演した「Sweet Rain 死神の精度」という映画の劇中で、藤木一恵という歌手役を演じたことから、『Sunny Day』という曲をリリース。
同映画の主題歌としても使用されています。
オリコンチャートの最高位はなんと10位!
雰囲気もあり歌声も綺麗で、ネット上の口コミも絶賛されたコメントが多く寄せられていました。
歌唱力の評価は高いのに残念ながら当時、歌手としての活動はこれきり…
もったいない気もしますね。
本業の女優としての評価もなかなか高く、数多くの受賞歴もあります。
しかしながら主演作は増えず、脇を固める役者としては出演がありましたが、それもブレイク当時からすると一気に減少し、いつしかネット上でも「芸能界から干されたのでは⁈」といった情報が出回るようになり、テレビでも見かけない時期が。
空白の2年間
小西真奈美が消えたといわれる2012年、2013年。
メディアに出なくなった原因として、いくつもの憶測が飛び交っています。
その①…大物芸能人との結婚報道
2010年10月、『女性セブン』による福山雅治と年内にも結婚するといった報道が世間を騒がせました。
以前から噂のあった福山雅治と小西真奈美。
報道後すぐに両者ともに完全否定をしているため真相はわかりませんが、交際については関係者によると周知の事実と言われており、結婚も視野に入れた真剣交際は事実であるという噂も確認できています。
それまで、熱愛報道があれば直ちに関係を断ち切ると言われていた福山雅治が、噂になっても小西真奈美と別れないほど真剣な交際だったようですが、小西真奈美サイドからのリークと言った情報もあってか、互いに報道を否定せざるを得なくなり、結果破局を迎えてしまうことに…。
残念ながら、交際していたということに関しても関係者の話のみと言った信憑性に欠ける部分があるため仮説でしかありませんが、週刊誌により記事化されたら、一気にことが大きくなり事実であってもなくても少なからず影響は出てきてしまいますよね…
このスキャンダルがメディア露出の激減に関係しているとしたら、芸能界はとても厳しく過酷な業界ですね。
大物芸能人との交際ともなれば、ある程度のリスクも伴うといったところなのでしょうか…
一方で、お相手の福山雅治は吹石一恵と現在は結婚生活を送っていますね。
その②…所属事務所に恵まれない
デビューから現在までメインの役どころではないものの、年に数作品は出演を果たしている小西真奈美ですが、2012年、2013年においては出演作の情報ありませんでした。
それについて調べてみたところ、所属事務所の経営状態に関係していると言った情報が多くあがっていました。
当時、小西真奈美が所属していたのはCATAMARANという芸能事務所。
この事務所は、有名俳優も多く所属する芸能事務所「株式会社ユマニテ」の関連会社として2006年に設立されましたが、規模を縮小し、2013年の時点では所属していたのが小西真奈美だけという状態に。
その後2014年には芸能界から撤退したのだそう。
よってこの空白の2年間は、所属していた事務所が芸能プロダクション事業から撤退するゆえにマネージメントされておらず仕事が減ったため、テレビや映画そのほかの露出といった仕事に結びつかなかったからかもしれません。
とはいえ、これまで事務所を転々としており、4回の移籍で5つの事務所に所属しています。
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エリートジャパン(現・ネイムマネジメント)
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スマイルカンパニー
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ユマニテ
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CATAMARAN
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有限会社エレメンツ
現在は2014年頃から、5つ目の事務所であるエレメンツに変え落ち着いているのだそうです。
復活した現在の小西真奈美
全くと言っていいほど姿を見ることがなかった2012・2013年からすると、少しずつドラマの出演が増えてきた2014年。
目立ったドラマの役としては、榮倉奈々主演のTBSドラマ「Nのために」。
ドラマで起こる事件の中心人物の1人という重要な役所で、話題にもなったようです。
その後、なんと!ラッパーとして2016年5月に歌手活動を始めてしまいました!
人気ラッパー・KREVAの楽曲「トランキライザー」をカバーし、iTunesヒップホップチャートで第1位に輝いたのだからビックリです。
*出典:youtube
作詞作曲は小西真奈美自身が手がけるなど、これまでとは一味違う輝きを放つようになりました。
以前から歌唱力に関して定評のあった小西真奈美の美声にKREVAが惚れ込み、その実力を高く認め自らプロデュースするほど。
囁くような発声とメロウな感じは誰もが癒されると大絶賛され、再び世の中に歌の才能を披露し大成功を納めました。
インディーズという形でシンガーソングライターとして新たな扉を開いた小西真奈美。
メジャーではないものの出演数も再び増加傾向にあるのだそう。
女優としての評価も高いですし、数多くの受賞歴もある実力者。
もともと演技に対してストイックと言われていますが、
活動休止状態になっていた期間に実感した経験もこれからのエネルギーに変えて、役者だけでなく、またバラエティ番組への出演や歌手としてもぜひ活躍してほしいいですね。
歌手としての活動はコンスタントに進めていますが、やはり本業の女優としての活動が中心。
インスタでは女優としての活動だけでなく、森林浴ファシリテーターとしての写真を掲載しています。
森林浴ファシリテーターとは
実際に森で森林浴をサービスとして提供するために必要なスキルを学べる講座が「Shinrin-yoku Facilitator(森林浴ファシリテーター)養成講座」です。
この講座では自分が実施したい森で森林浴を企画し、実際に森へ人を誘い、地域の森や地域住民、訪れる人々がより健康で豊かに生きていけるよう森林浴のスキルを学びます。
森林の基礎知識をはじめ、森林浴に適した森の見つけ方、地域との連携、森林浴の効果や手法、森林浴の企画〜実践まで、森林浴を提供するために最低限必要な知識を半年間かけて身につけます。
こにたんの雰囲気そのままの資格といった感じですね。
という訳で、大物女優とは言えませんが、実力派女優としてまだまだ大活躍!
最近も主役級の配役ではないものの、有名作品にも出演しますので、今後も小西真奈美に注目です!