カール・ルイスの活躍
*画像出典:Naver matome
1961年7月1日生まれ。アメリカ出身。
ベンジョンソンと同い年のカールルイスは、陸上選手として若いころから注目されていた選手でした。
初めての世界大会となる1983年の世界陸上(ヘルシンキ大会)では、100m走だけでなく4×100mリレー、走り幅跳びでも金メダルを獲得。
注目されて臨んだ初めての五輪(1994年ロサンゼルス五輪)では、100m、200m、リレー、走り幅跳びで4つの金メダル。
その後もソウル五輪でも金メダルを獲得し(銀メダルだったもののベンジョンソンの金メダルが剥奪されたため繰り上げで金メダルとなる)、バルセロナ五輪、アトランタ五輪でも走り幅跳びで金メダル。
これまでオリンピックで9個の金メダルを獲得している陸上界のスーパースターです。
ベンジョンソンと違って禁止薬物のイメージはありませんが、ソウルオリンピックの選考会では興奮剤に陽性反応が出てしまい、出場が危ぶまれることもありました。
それでも、ベンジョンソンよりもクリーンなイメージが強いのがカールルイス。
100mの自己ベストは1991年に東京の陸上大会で記録した9秒86で、当時は世界記録保持者でしたが、1994年にリロイ・バレルに9秒85という記録で塗り替えられています。
数々の大会で金メダルを獲得したレジェンドも1997年には引退を表明。
引退時の年齢は36歳と、選手としては高齢でしたが、その後はなんと俳優に転身することも発表されました。
伝説のランナー、カール・ルイスのその後と現在
1997年に現役引退と俳優業に転身することを表明したカールルイス。
実は、現役時代から歌手活動を続けていたこともあり、アーティストとしての才能も注目されていました。
貴重なカールルイスのライブ映像があったので、どうぞ。
ブラックミュージックかと思いきや、結構かっこいい音楽ですね。
さほどヒットはしていないようですが、地元アメリカでは歌手活動もしているスプリンターとして認知されていたほど、音楽には熱がこもっていたようです。
さて、俳優としてのキャリアはどうかというと、ベンジョンソンとは違って、かなりの映画やテレビ番組での出演がありました。
映画や番組の名前を伝えても分かりづらいですが、パーフェクトレンジャーズ、スピードゾーン、エイリアンハンター、マテリアルガールズなど、多くの作品に出演しています。
俳優業は2011年ごろまで積極的に行っていて、その後はなんと政治家を目指します。
2011年に米国ニュージャージー州の上院の民主党員として立候補の届け出を提出。
しかし、同州に4年以上住んだという立候補の要件を満たさずに立候補できませんでした。
政治家を目指すために、このようけんを 満たさなかったことに対して裁判で訴えを起こしたものの、それでも認められずに政治家にはなれませんでした。
その後は、スプリンターのトレーナーやテレビ出演などを行ってきました。
現在は、2018年からカールルイスの出身校であるヒューストン大学でコーチを務めています。
カールルイスは60歳になるというのに、現在の見た目もまだまだ若いですね。
やはりアメリカでも有名人らしく、トランプ大統領に対する批判的なコメントなども取り上げられています。
現在はテキサス州に住んでいるカールルイスですが、政治的な発言も多いのでもしかしたら政治家への立候補も有り得るかもしれません。
*2011年にニュージャージー州の上院議員に民主党員として立候補しようとしたけど、子重要県により除外された経験あり。
また、2024年のパリオリンピックではコメンテーターとしてアメリカのメディアで多く出演していましたし、コーチを続ける傍らでタレントとしての仕事も継続しているようです。
一方、CLEGというマーケティングおよびブランディングの会社を所有していて、商品のや自身のブランディングを展開するビジネスマンとしての一面も持ち合わせています。
60代ですので、今後もまだまだ活躍すると思われるカール・ルイス。
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